オンライン授業で自立した学習者を育む

9月の緊急事態宣言下で、本校は臨時休校となり、オンライン授業を行いました。

 

オンラインであっても年間指導計画を進めなければならないため、1年生ではThis is~、He is ~、She is~、を導入しました。

 

①zoom上で、This is~やHe is ~を使って3ヒントクイズを出題。チャットで答えを返してもらう。

②答えを発表してもらい、This is~.やHe is ~.の文を導入。

③This is ~.やHe is ~.を使って担任の先生で3ヒントクイズをするには、どんなヒントが考えられるかブレイクアウトルームで話し合う。

④話し合った内容を英語にする。全体で発言を求めながら3つのヒントを作っていった。

⑤課題として、クラスメイトで3ヒントクイズを作って提出するよう指示。

 作った3ヒントクイズをノートに書き、タブレットで画像を撮影し、Teams上の課題で提出するようにした。

⑥zoomを退室し、生徒はそれぞれ課題に取り組む。

⑦授業終了5分前に、Formsで振り返りを記入する。

 

SUNSHINE 1年生のPROGRAM4の第1時間目でした。

ネット回線の容量の都合で、zoomでつないでいられる時間が限られたため、生徒はzoomから退室した後に自分で課題に取り組まなければならないことになりました。私たち教師としては、生徒の取り組み状況が見えないことに不安はありましたが、「生徒の主体性を育て、自立した学習者としての態度を養う」ための良い機会ととらえ、生徒が自ら考えて課題に取り組み、チャット等で質問がしやすいように配慮し、デジタル教科書や辞書等を活用できるようにアドバイスを行いました。短期間ではありましたが、生徒のアンケートからは、「自分のペースで学習できた」という好意的な意見も多くみられました。

我々教師にとっても、「個別最適化された学び」、「自立した学習者」といった、新学習指導要領のキーワードとなる学習指導について考える良い機会となりました。